今回は第39回のオーストリアのグッピーコンテスト(ヨーロッパサーキット)と同時開催でウィーン市内の水族館の4Fで行われました。世界各国より23の統括団体が参加し、166名のブリーダーにより、総数501出品の参加がありました。1000尾を超える雄グッピーの眺めは壮観で見事でした。
 大会は、WGCのペア部門とOGC(オーストリアグッピークラブ)主催のトリオ部門とに分かれ、審査は別々に行われましたが、ワールドグッピーアソシエーション(WGA)の審査基準はヨーロッパグッピーアソシエーション(EGA)の基準を礎にしているので、ペアとトリオそれぞれの点数は単純に比較して構いません。



優勝 
モスクワフルレッド
出展者/Micinski Boguslaw(ポーランド/KPR)
※優勝魚は頭やゴノポジウムまで真っ赤な
モスクワフルレッドでした。



準優勝
レッドテールタキシード
出展者/水口隆弘(日本/ABC,BBC)

スペードテール部門
HBイエロースペードテール
出展者/藤原よしあき



準優勝
フルゴールド
ラウンドテール

出展者/Kaden Gernot
     (ドイツ/GGD)



12位
RREドイツ
イエロータキシード

出展者/園滝茂
     (日本/ABC,BBC)
 ちなみにペアは175点、トリオは100点の採点なので、ペア部門の上位は90点を獲得しており、極めて優秀なグッピーが集まっていると言えます。今回は東ヨーロッパ勢の参加が多く、優勝魚のモスクワフルレッドをはじめ、彼らのブリーディング力は素晴らしいものがあります。というのも、多くの東欧諸国のブリーダーは所得の少ない本業を補うため、趣味と実益を兼ねてブリーディングを行っており、単なる趣味というわけではないようです。彼らは広いブリーディングルームと比較的十分な時間を持っており、これからも質の高いグッピーを出品できるのではないでしょうか。今回はビザ、輸送の関係もあり、ロシアのブリーダーが参加することができませんでしたが、第1回のWGC大阪大会でデビューした際、国内のグッピーブリーダーに衝撃を与えたモスクワブルーなど、今後ロシアのブリーダーが参加することができれば、さらにWGCが楽しめるイベントとして発展するでしょう。ただ、ロシアやブラジルの参加などは輸送問題、経済状況などさまざまな問題もあり、個人レベルでは解決できないので大変です。

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