7. ネオン病
| ネオン病は、ネオンテトラをはじめとする小型熱帯魚に多い病気で、ネオンテトラやカージナルテトラによく見られることが、本病の名前の由来となった。本病は、カラシン類のみだけではなく、ランプアイなどのメダカ顆にも感染する。その症状は、背部や腹部に出血が見られたり、筋肉の一部が白くなりネオンテトラ特有の皮フの輝きがなくなる。病魚は群れから離れ、単独でフラフラ汰いでいることが多い。また、ネオン病は感染力が強く、一部の飼育魚に症状がみられてから数日で、ほとんどの魚が感染し、死亡することもある。 |
![]() 図1.ネオン病に罹ったネオンテトラ |
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| 原因:ネオン病は、尾ぐされ病の病原菌として知られているフレキシバクター・カラムナリス(Flexibacter
columnaris)である。この細菌は、たんばく質を分解する酵素を産生するため、尾ひれで繁殖した時には、尾ひれが腐っていくように見える。 ネオン病が小型魚に多く見られるのは、フレキシバクター・カラムナリスが酸素を好む細菌なので、大型魚のように厚い筋肉には感染しにくく、逆に、小型魚のように筋肉内であっても酸素が入りやすい様な環境で繁殖するためである。 治療:病原菌が、フレキシバクター・カラムナリスなのでグリーンFゴールドリキッドやバラザンDでこの細菌を死滅させることはできるが、細菌が筋肉中で繁殖するため、薬効成分が細菌に届きにくく、治療が困難である。 このため、ネオン病は、治療よりも感染予防に重点を置く。水槽内に一匹でも本病の感染魚が見られた場合、すぐに、上記薬品による薬浴を行い、他の魚にフレキシバクター・カラムナリスが感染しないようにする。 つまり、早期発見・早期治療を行うことにより、ネオン病による被害を最小限に抑えることに重点を置くと良い。 |
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